2024/09/26

講演会・セミナー・研修会イベントに最適な司会進行の例文集

普段イベントの参加者として何気なく聞いている司会進行ですが、実際に自分がやってみるとなると「あれ?司会ってみんなどんなこと話してたっけ…?」となる方も多いはず。そこで今回はそんなイベントの司会進行について、例文とともに、気を付けるべきポイントを交えながらご紹介します。なお、例文はオフラインとオンラインの両方ご紹介しておりますので、開催予定のイベントに合わせてご参照ください。

目次

イベント司会進行の基本

イベントの司会進行は、イベント全体の流れをスムーズに進行し、参加者やゲストにとって心地良い環境を提供する重要な役割を担います。司会者はイベントの顔となり、イベントの成功に大きく寄与します。特に、今回取り上げる講演会やセミナーといったイベントでは、その内容や講師に対する期待感を、参加者に対して適切に提供する必要があります。

さらに、第一印象も重要です。司会はあくまでイベントのメインではないものの、最初に登場してコンタクトを取る立場にあるので、ここで暗い表情や安定感のない立ち振る舞いをしてしまうとイベントの内容にまで悪影響を及ぼします。

具体的なイベントの司会進行の役割とは?

司会進行の役割は、イベント全体の「ナビゲーター」として、スムーズな進行をサポートすることです。具体的には、次のような重要な役割があります。

手順説明
オープニングの進行イベントの最初に司会進行役が、参加者を歓迎し、イベントの目的や流れを簡単に説明します。参加者にリラックスしてもらい、これから始まるプログラムに興味を持ってもらうことが大切です。
時間管理司会進行役は各セッションやプログラムが予定通りに進むように時間を管理します。スピーカーが話しすぎないように注意を払ったり、休憩時間をしっかり案内したりして、イベント全体のタイムテーブルを守るのが役割です。
スピーカーの紹介司会進行役は、講演者やパネリストを参加者に紹介する役割も持っています。スピーカーのプロフィールや実績を簡潔に伝え、彼らが話し始めやすい雰囲気を作ります。
トラブル対応技術的なトラブルやスケジュールの変更があった場合、司会進行役は柔軟に対応する必要があります。例えば、講演者が遅れている場合は、別の案内やプログラムの説明で時間を埋めるなど、冷静な対応が求められます。
また、オンラインイベントの場合などにはスピーカーの接続が悪かったり、資料の投影がうまくいかなかったりすることもあります。司会進行役はそういった場合のトラブルにも備えておきましょう。
セッション間のつなぎセッションが終わった後や次のプログラムに移る際には、スムーズに次のステップへ進行するよう橋渡しをします。話のまとめや次の内容の簡単な予告などを行い、参加者が途切れることなく集中できるようサポートします。

司会進行は、ただ話すだけでなく、イベント全体を成功に導く重要な役割を担っています。台本を作ったうえで、様々なパターンを想定しておきましょう。

イベント進行台本作成のコツ

進行台本作成時のポイント

進行台本を作るときのコツは、まず「流れ」を大事にすることです。イベントがスムーズに進むように、各セクションのつながりを意識して台本を組み立てます。最初にオープニングで参加者を引き込み、挨拶や説明で全体の進行を分かりやすく伝えることが大切です。

次に「簡潔さ」です。台本はシンプルで分かりやすい言葉を使い、ポイントを明確に伝えましょう。長い文章は聞いている人を混乱させることがあるので、短く、要点を押さえた表現を心がけます。

そして「余裕を持ったタイミング設定」も重要です。イベント中に少しでも時間の余裕を持つように台本を作ると、トラブルがあったときでも落ち着いて対応できます。

最後に「聞く人の立場」を意識すること。参加者が理解しやすいように、台本の内容やトーンをその場に合わせて調整しましょう。例えば、専門的なイベントでは少し堅めのトーンが適していますし、カジュアルなイベントでは少し柔らかい表現を使うと良いでしょう。

司会進行を成功させるポイント

成功する司会進行のためには、準備した台本を読みつつ、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

まず、明確で聞き取りやすい声で話すことが基本です。先述の通り、イベントの司会進行はイベントの第一印象にも近い存在なので、自信を持って立ち振る舞うことが必要です。台本ばかりを見ずに、しっかりとしたアイコンタクトを保ちながら、参加者やゲストに対して親しみやすい態度で接することが求められます。

また、進行スケジュールに沿って時間管理を徹底することも重要です。講演会やセミナーは講師が話す都合上、時間が押してしまいがちです。事前にイベントの詳細情報を把握し、台本や進行スケジュールを用意しておくことで、時間の調整が出来るようにしておきましょう。

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【オフライン】講演会・セミナー・研修会用の台本テンプレート

ここからは台本テンプレートとして、講演会・セミナー・研修会などの場面で使える進行台本の例文をご紹介します。オフライン開催のイベントにおける台本テンプレートですので開催予定のイベント内容に合わせてお使いください。

オープニングスピーチの例文

皆様、本日はご多忙の中、〇〇セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございます。私は本日の司会を務めさせていただきます、〇〇と申します。
本セミナーは「〇〇」というテーマを掲げ、業界の最前線で活躍される皆様にとって有意義な時間となることを目指しております。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。

イベントに関する説明

本セミナーの流れについて簡単にご説明させていただきます。最初に、〇〇分間の講演を行い、その後、〇〇分間の質疑応答を予定しております。ご質問がある方は、挙手にてお知らせください。なお、講演中は携帯電話をマナーモードに設定いただきますよう、お願い申し上げます。

講師の紹介例文

続きまして、本日の講師をご紹介させていただきます。
株式会社〇〇に所属されている△△様は、××の分野に10年以上携わっており、■■に関する豊富な知識と実績をお持ちです。最近では、〇〇に関する活動を精力的に行われており、業界において大変注目されている専門家でいらっしゃいます。
それでは、△△様、よろしくお願いいたします。

セッション間のつなぎ方例文

ただいまのご講演は、〇〇に関する非常に興味深い内容でした。次のセッションにつきましては、●●分後からのスタートとなりますので、お時間までにお席にお戻りください

休憩時間の案内例文

ここで〇〇分の休憩を取らせていただきます。お手洗いは会場の〇〇にございます。休憩終了後、〇〇時から再開いたしますので、どうぞお時間までにお席にお戻りください。

イベント参加者への感謝の言葉

皆様、本日のご参加、誠にありがとうございました。ご質問やご意見がございましたら、アンケートにてぜひお寄せください。次回のセミナーやイベントでも、皆様とお会いできることを楽しみにしております。それでは、どうぞお気をつけてお帰りください。

【オンライン】講演会・セミナー・研修会用の台本テンプレート

続いて、オンラインで開催する場合の講演会・セミナー・研修会などの進行台本のテンプレートをご紹介します。オンラインイベントでの特徴は、チャットやQ&Aを用いた双方向的なやり取りが生まれる点です。せっかくなので、そういった機能を用いての参加者同士の交流を促す説明も含めるとよいでしょう。

また、オンラインの場合には接続不良という問題も発生します。その場合の案内も併せてしておくことで、視聴率の維持に繋がります。台本テンプレートにも記載しておりますので、ご参考ください。

オープニングスピーチの例文

皆様、こんにちは。本日は〇〇セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございます。私は本日の司会を務めさせていただきます、〇〇と申します。
本セミナーは「〇〇」というテーマで進めさせていただき、チャットやQ&A機能を用いてオンラインならではの体験を目指しております。ぜひ最後までお楽しみいただければと思います。

イベントに関する説明

まずは、本セミナーの進行について簡単にご説明いたします。本日のセミナーは、〇〇分の講演と〇〇分の質疑応答で構成されています。質疑応答の際には、画面下部の「チャット」や「Q&A」機能を使ってご質問をお寄せください。
また、途中で接続が不安定になった場合は、一度退出し、再度入室していただけると幸いです。録画されたセッションは後日配信されますので、最後までのご参加が難しい場合でも安心してご参加ください。

講師の紹介例文

それでは、本日の講師をご紹介いたします。
株式会社〇〇に所属されている△△様は、××の分野に10年以上従事しており、■■に関する豊富な知識と実績をお持ちです。最近では〇〇のプロジェクトを成功させ、業界で高い評価を得ています。本日も、△△様から多くの貴重なお話を伺えることを楽しみにしています。
それでは、△△様、よろしくお願いいたします。

セッション間のつなぎ方例文

ただいまの講演、いかがでしたでしょうか。非常に興味深い内容でしたね。
次のセッションまで〇〇分ほどお時間をいただきます。この間にぜひ「チャット」機能を使って、他の参加者の方と交流してみてください。〇〇時に再開いたしますので、どうぞそれまでお待ちください。

休憩時間の案内例文

ここで〇〇分の休憩時間を取らせていただきます。再開は〇〇時を予定しておりますので、それまでにご準備を整えていただければと思います。なお、休憩中も「チャット」は引き続きご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

イベント参加者への感謝の言葉

皆様、本日のオンラインセミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。ご質問やフィードバックがございましたら、アンケートフォームにご記入いただけると幸いです。次回のオンラインイベントで、またお会いできることを楽しみにしております。
それでは、皆様のご健勝とご活躍をお祈りしつつ、本セミナーを終了いたします。ありがとうございました。

まとめ:失敗しない司会進行には台本が大切!

司会進行は、イベント全体の成功に欠かせない重要な役割を担っています。スムーズな進行、時間管理、スピーカーの紹介やトラブル対応など、多岐にわたる責任があります。そこで、事前にしっかりと台本を作成し、流れや要点を押さえた進行を心がけることが大切です。オフライン・オンラインを問わず、準備を怠らず、自信を持って司会に臨みましょう。

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