2020/10/26
【Q-PASS活用術】オンラインセミナー事例~ライブ配信準備編~
コロナ禍の中で、徐々にイベントが再開してきていますが、今もなお人数制限や感染予防対策を実施しながらの開催が余儀なくされています。
前回はリアルな場での入場管理についてご紹介しましたが、今回はオンラインイベントの事例についてご紹介いたします。
▼前回の記事はこちら
【Q-PASS活用術】これからの時代の入場管理術
Q-PASSは元々、リアルな場でのイベント来場者管理を想定してサービス展開していましたが、今年の3月に動画配信機能をリリースし、オンラインイベントにも対応できるようになりました。
▼動画配信機能の使用方法はこちら
【Q-PASS活用術】Q-PASSを使ってWEBセミナーを開催する方法
今回のオンラインセミナーではこの動画配信機能を利用して、ライブ配信とオンデマンド配信を行いました。
目次
・オンラインセミナーの概要
∟<実施概要>
∟<Q-PASSで利用した主な機能>
・Q-PASSを使ったオンラインセミナー実施に必要な準備とは
∟<ライブ配信で準備したもの>
∟<ライブ配信までの流れ、設定>
∟配信側の作業
∟視聴者側の操作
オンラインセミナーの概要

<実施概要>
セミナー内容 | 病院の先生をお招きした医療セミナー |
実施形式 | 講師の先生はスライド資料を使用しながら講演を行い、その様子をライブ映像として配信、後日同内容をオンデマンド動画として配信 |
<Q-PASSで利用した主な機能>
・申込フォーム作成
・ストリーミング配信機能(ライブ配信・オンデマンド配信)
・視聴ログの取得
・Q&A機能
・メール送信機能
これまではリアルな場で開催しておりましたが、昨今の情勢を鑑みて、今回初めてオンラインでの開催を試みました。
Q-PASSを使ったオンラインセミナー実施に必要な準備とは
<ライブ配信で準備したもの>
・PC計3台(配信用のPC、スライド資料を流すPC、視聴者からの質問確認用のPC)
・講演者用のマイク
・講演者を映すカメラ
・カメラやスライド資料PCと、配信用PCを繋げるケーブル、スイッチャー
・配信時のネットワーク環境
今回こちらの準備はクライアント様にてご準備いただきましたが、機材の用意も弊社にて対応可能ですので、ご相談ください。
また、会場のネットワークについては、会場の固定Wi-Fiを使用し実施いたしましたが、Wi-Fi接続ですと回線が不安定になる可能性が高い、といった観点から、有線接続が可能な場合には、有線接続をおすすめしております。
<ライブ配信までの流れ、設定>
・配信側の作業

①配信用PCに配信ソフトを入れ、ソフト内で設定を行う。
※配信ソフトは、OBS等の任意のものでご利用いただけます。Q-PASSで使用している動画プラットフォームがVimeoですので、配信ソフトの接続先にVimeoがあるかご確認いただいた上で、ご利用をお願いいたします。
※配信ソフトへの設定を行う際に必要な、RTMP URLとストリームキーについては、弊社より納品いたします。
②Q-PASSの管理画面にて、同じストリームキーを設定する。
③配信用PCに、資料を流すPCや講演者を映すカメラなど、実際の配信映像に使用するコンテンツを接続する。
④配信用PCを操作し、配信の開始・終了を行う。
・視聴者側の操作

①Q-PASSのマイページへログインし、「ストリーミング配信」ページから動画を選択する。
②配信側で設定した配信映像が、リアルタイムで流れる。
※通信の都合上、実際の配信と若干のタイムラグが発生いたします。
配信側の作業については、基本的にはクライアント様で行っていただきますが、今回はクライアント様よりご希望をいただき、別料金にて配信作業についても対応させていただきました。
クライアント様にて配信作業いただく場合にも、設定でお困りの際は可能な限りサポートさせていただきますので、ご安心ください。
コロナの影響でイベントの実施方法を再検討していらっしゃるクライアント様も多くいらっしゃるかと思います。オンライン開催イベントは、コロナ禍で最も注目されている実施ツールの一つですが、コロナが収束した後もリアル開催イベントと並行して使用していくことのできる、可能性の大きなツールだと思います。
次回は、オンラインセミナー事例~ライブ配信実施編~として、オンラインセミナーがはじまってからの対応について、ご紹介したいと思っています。
コプロシステムでは、Q-PASSがより使いやすいものとなるよう、利用者の皆様からのご意見・ご要望も踏まえながら、今後も機能のアップデートを行ってまいりますので、オンラインイベントをご検討されている方は、是非コプロシステムにご相談ください!